靴修理と靴のメンテナンス
ちょこちょこ靴のメンテナンスをしていると、少しもケアを行わない場合より、修理を依頼する頻度が少なくなるでしょう。
雨のしずくが残ったまま置いておくのも、靴に悪い影響が出ますし、お気に入りだからといって毎日同じものを履くとすぐに傷んでしまうので、2足以上は保持しておいて、順番に履くといいでしょう。
極力3足は持っておき、1日身に着けたら2日間の間隔をあけたいところです。
この他、新たに買い求めたものも、まずブラッシングを行ったりクリームをなじませることで汚くなりにくく、傷みにくくすることができます。
手始めに、ブラッシングを行い汚れを取るのがメンテナンスの基本になりますが、時間がないときは毎日行う必要はありません。
しかしながら、2、3度履いたあとはブラシで撫でるようにするだけでも、細々とした傷を作らないようにしたり、汚れがどんどんくっついていくのをガードすることが可能となります。
ブラシというのは専門に作られたものもあるのですが、必要以上に固くない商品ならそんなにこだわる必要はありません。
ブラシを使って汚れを取り除いたら柔らかい木綿の布に専用クリームをわずかにつけて、あまり力を入れずに小さな円を描くようにして靴を磨いていきます。
このあとクリームをきれいな布を用いて乾拭きし、乳化性クリームをつけるとメンテナンスは済みますが、可能であるなら最後に溌水スプレーをかければ完璧です。
数ヶ月に一度靴を修理に持っていくのも大きな意味がありますが、自分で手入れを継続していると、修理する場合も軽い修理で済むことがほとんどです。